3-6 W-KIプロジェクト
※「総合的な探究の時間」は、令和2年度入学生から「SS探究」に変更し、より発展的な教育活動を実践しています。
令和元年度(平成31年度) W-KI Project について(R元年.5.28 更新)
本校の『総合的な探究の時間』は文部科学省指定のSGH(スーパーグローバルハイスクール)とあわせて、全学年、『Wazze Konan!! Innovation Project(W-KI Project)』に取り組んでいます。学校全体のテーマを「人口問題に起因する諸問題の解決」として課題研究に取り組んでいます。国内外の事例を参考にし、地域・世界の持続可能な発展に寄与する論理的かつ積極的提案のできるグローバルリーダー(21世紀薩摩スチューデント)育成を目指したプログラムを展開していきます。
【1学年(W-KI)】
①テーマ学習(課題研究)
人口問題にテーマを定め、外部講師による講義を聴講し、世界・日本・鹿児島レベルで抱える問題・解決策について考察する。
東京大学大学院赤川学先生「人口減少社会の地域づくり」
広島大学力石先生の「人口問題概論」
1学期 ポスター発表の準備をする1年生
②表現力研修
プロの講師を招き、表情・身体表現・言葉による表現力を高める研修を実施する。写真は例年6月に実施の瞳まりあ先生の講座の一コマ
③職場訪問(進路セミナー)
県内の各業種で活躍されている卒業生の方々の職場を訪問し、望ましい職業観を養う。
④ディベート活動
グループ単位で実施する。情報収集・分析力、論理的思考力、情報発信力の向上を目指す。写真は昨年度のクラス対抗ディベート大会の様子。
⑤『学び台湾(海外研修プログラム)』参加希望調査→書類選考等を経て、参加者を決定。少子高齢社会に直面する台湾の現地高校生・大学生とのディベート・交流等を通してグローバルな視点を養い、さまざまな問題解決に取り組む生徒の育成を図る。
【2学年(W-KI)】
①テーマ学習、マスターピース作成(課題研究)
人口問題に関連した内容について,地域事例研究を深めていく。各々で興味関心を持った分野で研究内容を設定し、膨大な量の情報を分析・再構築しながら自分なりの仮設を立て、その信憑性について実験・考察を重ねながら、1つの論文を作成する。
②職場訪問
修学旅行の行程内で、関東一円の各業種で活躍されている卒業生の方々の職場を訪問し、確かな職業観を深めていく。写真は今年度修学旅行中の職場訪問の様子。
③ブラッシュアップセミナー(出張講義)
学問系統別に県内外の大学から講師を招き、大学で行われている研究についてのガイダンスやその分野で現在注目されているトピックに関する講義を受け、進路意識の高揚を図る。
④『学びにUK(海外研修プログラム)』(W-KI)参加希望調査→書類選考等を経て,参加者を決定
ⅰ 英語によるマスターピース作成、プレゼンテーションに挑戦する。(写真)
ⅱ プロの講師による表現力研修も実施。
ⅲ 人口問題を主テーマとし、移民受入に長い歴史を持つイギリスの現地高校生・大学生とのディベート・交流等を通し、国際社会で活躍するリーダーとしての視野拡大、意識高揚を図る。
【3学年(W-KI)】
○マスターピース発表会
2年次にまとめた課題研究を再検討し、各系統で課題研究の発表会を実施する。自分で調査研究した成果を整理し、論理的かつ明確な表現の工夫を学ぶ。また、他の生徒の発表内容・方法も参考にし、更なるレベルアップを図る。
系統別発表会の様子
学年全体でのマスターピース発表会の様子